アラフォーパパの育児奮闘記

5年ぶりの赤ちゃんにパパが悪戦苦闘しながら育児に奮闘する。

妻の産後うつを予防・軽減する3つの方法。



こんにちは。

今日はマジメなお話、かつけんです。

最近ニュースなどでもよく耳にするかと思いますが、
産後うつという言葉をご存知でしょうか?

近年、出産の高齢化に伴いそのリスクが高まっていると言われています。

ある統計によると、出産を終えた女性の約10%が産後うつを経験していると言われているのです。

10人に1人、100人いたら10人の女性が発症していると言うことです。
決して少なくは無いですよね。

その主な原因として挙げられているのが、

「自分のしている育児が正しいかどうか解らないと言う不安や待望の子供なのに可愛いと思えない」

「子供に何かあってはいけない」

という母親としての責任感と義務感でいっぱいいっぱいになり、不安や重圧から精神的に追い詰められていくのです。

そもそも、

「産後の女性は、幸せいっぱい!」

というのは間違いなのです。

では、いったい【産後うつ】とは何なのでしょうか?

産後、ひどく憂鬱な気分になったり、何に対しても興味や喜びを感じないような状態が2週間以上続く状態を「産後うつ」と呼びます。
産後2~3週から6カ月ぐらいの頃に発症することが多いようで、
一般のうつに比べて不安や焦燥感が強く、様々な症状が出て重症化しやすいという傾向があります。

その症状は様々な形で現れ、赤ちゃんを可愛いと思えない、家事や育児をする気が全く起きなくなった。

赤ちゃんの母乳の飲みが悪いと過剰に心配したりします。母親失格だと思って自分を責めたり、悲観的にしか物事を捉えられなくなり、
ひどくなると自殺してしまいたいとまで追い詰められる方もいます。
眠れないとか、食事がとれなくなったりするのもそうです。

事実、私の妻も1人目を出産したあと産後うつを発症し、
夜中ずっと泣いていたり気力もどんどんすり減り
「この子と一緒にいなくなりたい」と
取り乱したりひどい時には走っている車から無理やり降りようとするなど、
とても楽観視できる状況ではありませんでした。

親兄弟を集め家族会議を開いたりもしました。

もともと抑うつや不安の症状は、女性の方が男性より2倍も出やすい上、

産後の女性は一般女性と比べて出現率が10~15%と高くなる傾向にあります。

「産後の女性はみんな、赤ちゃんが生まれて幸せいっぱい」
というのは世間の間違ったイメージなのです。

では、どういう人が産後うつになりやすいのでしょうか。

もともとマジメな性格であったり、几帳面な性格だったり、うつになりやすい気質の人はリスクが高く、
出産は女性の心にも体にも大きな影響を与えます。

生活環境もガラリと変わるため、その負担に耐え切れずに発症することが多いのです。

うつ病摂食障害などの既往歴がある人も発症のリスクが高まります。

産後うつの原因は?】

産後うつの原因は「ホルモンバランスの乱れ」とよく言われますが実際には違うようです。

出産直後に現れる激しい感情の浮き沈みは
「マタニティーブルーズ」と言われ、
これはホルモンの急激な変化が原因で引き起こされますが、ほぼ2週間以内に収まると言われています。

産後うつは本人の抱えているメンタルの既往のほか、人間関係や住まいの変化など環境的な要因によって引き起こされます。

これらは本人が元気な時には自分で対処したりバランスをとったりできるのであまり表面化しません。

しかし、出産は10カ月かけて心身に変化を起こし、産後は外傷による痛みが大きく、
人によっては恥骨の痛み、骨盤の違和感などもあり、最低でも1カ月は安静が必要なのです。

授乳もあり、家庭によっては上の子の世話や家事など動かざるを得ない状況が増えます。

当然本人の負担が増えその結果、
それまで余裕があった時にはできていたことができなくなり、

上述の問題が表面化し、産後うつという形で現れてくるのです。

【妻の産後うつを予防・軽減する3つの方法】

1,最低でも1ヵ月はトコトン休む。
・動いても授乳程度にできるように環境を整えるこ とが大事です。
・家事は旦那や親、ヘルパーに頼むことも考える。

2,家事・育児を頑張り過ぎない。
・疲れたら無理をせずゆっくり休んで、体力と気力の回復にこころがけましょう。
・ときには、育児を家族に任せて、友達と会っておしゃべりをするなど、楽しい時間を過ごしましょう。

3,行政・自治体を利用する。
・まずは住んでいる地域を担当している保健師に連絡して相談してみてください。
産後うつに理解のある医療機関、訪問や入所サービスなどの情報が得られると思います。

・もし、旦那さんが単身赴任している場合や、毎日仕事が忙しいパートナーからの協力が望めない場合、
また頼れる家族や知人が近くにいないという場合はどうすればいいのでしょうか。

「そんなときは、プロに頼ってみるのも一つの手です。」株式会社のプロのベビーシッターサービスや、
非営利組織で育成された産後支援のエキスパートが活躍しています。
例えば、一般社団法人ドゥーラ協会は“産後ドゥーラ”を育成しています。
ドゥーラとは、産前産後に女性に寄り添う人という意味で、語源はギリシャ語の“他の女性を支援する、経験豊かな女性”の意。
産後の身体に優しい食事作りや、新生児のお世話を手伝ってくれる存在です。
ぜひ、自分に合う産後ドゥーラとの出会いを探してみてください。妊娠中から出会えるのが理想的です。

産後に自分の気持ちが落ち込んでいると感じたら、まずは夫や家族に話しましょう。

区役所の保健師助産師もあなた自身の健康や子育てで困ったときは相談に応じています。

それでもまだ気分が落ち着かない時は、かかりつけの医師(産婦人科、小児科、内科など)で相談や治療をうけられますが、
精神科医師による専門的なうつ病の治療が必要となる場合があります。

お届けしたいのは「心」と「時間」のゆとりです【家事代行サービスキャットハンド】

子育ては夫婦の共同作業です。家族にできること、夫でなければできないことを頼みましょう。
親も子どもに育てられるということを実感できるはずです。


大事な家族、
あなたが守らなくて誰が守れますか?
家族を守るのは大黒柱である父親の役目です。

偉そうな事を言った私もまだまだ未熟です。

世のパパさま方、仕事に家庭に大変だろうとは思いますが、
大切な家族のため、頑張りましょう!!
ᕦ(ò_óˇ)ᕤ

以上、

かつけんでした。